金歯と銀歯はどっちが長持ちする?

虫歯治療には選択肢が豊富

虫歯治療で大きく歯を削る場合の補綴、あるいは、差し歯にも用いられる素材の中で、他の歯と色を合わせやすいということで、よく用いられる素材にレジン(プラスチック)やセラミックがあります。 最大のメリットは、もちろん、目立たないということです。 審美目的でも用いられることが多い素材です。

保険適用で安価な銀歯

強度も高く、保険適用範囲の治療でよく用いられているのが、良く「銀歯」と呼ばれる「金銀パラジウム合金」です。 歯の表面の補綴にも用いられますが、白い素材を被せる時の土台として用いられることもあり、治療に使われる頻度は非常に高い素材です。 もちろん白くはないので、目立ってしまう素材です。

最も安定している金歯

歯科治療に用いられる金属には、「金」もあります。 小説や漫画では、笑ったときに見える金歯は成金の象徴だったりして、いやらしいイメージがありますが、素材としては非常に優れているのです。 もちろん、金属のため、目立ってしまう素材ですが、金属アレルギーを発症しづらい素材として有名です。

プラスチックやセラミック

1980年代、10~14歳で虫歯のあるお子さんは9割を超えていました。
それが、平成に入り2011年の調べでは3割超と、およそ1/3までに減少しています。
それと反対に、20歳以上の大人の虫歯は増加傾向にあるといいます。
調査によると、なんと9割の人に虫歯があるというのです。
口腔内衛生に対する意識の高まりや、虫歯予防効果の高い歯磨き粉の普及等により、子供の虫歯は減少傾向にあるのに、なぜ大人の虫歯は増えているのでしょうか。
もちろん、口腔内衛生が向上し、高齢になっても、残存歯の割合が上がったことで、相対的に虫歯の割合を引上げているということはあります。
折角歯が残っても、虫歯になってしまっては、再び、歯を失う可能性が上がってしまう事になります。
大人の虫歯の原因としては、過去に治療した際の詰め物の奥に、新たに虫歯ができているのに気付かないまま悪化している事や、加齢によって歯茎が退縮し、歯の根の部分が虫歯になってしまう事があるようです。
中でも、詰め物の奥に虫歯が再発してしまう件については、治療の時に使用した素材にも原因がある事がわかってきました。

虫歯の治療は、削らない治療方法も増えてきていますが、神経まで達している大きな虫歯の場合には、どうしても歯を部分的に失う事になってしまいます。
失った部分を補填するためには、詰め物や被せ物をしますが、使用される素材も様々です。
白い素材で、治療痕が目立たない、レジン(プラスチック)やセラミック、金属でも、「銀歯」と表現される金銀パラジウム合金、そして、ゴールドなどです。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、細かく見ていきます。